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ジョイ・ブルームズ、ミズーラの壁に自生の花々
ジョイ・ブルームズ(Joy Blooms)は、米国モンタナ州ミズーラの建物に自生の野花や花粉を運ぶ生き物を描いた壁画だ。作者はリリアン・ネルソン(Lillian Nelson)。ミズーリアン(Missoulian)に掲載されたダウンタウン・ミズーラ・パートナーシップ(Downtown Missoula Partnership)の案内によると、完成記念イベントは2026年10月28日水曜日、午後5時から開かれる。
ジョイ・ブルームズの完成記念は10月28日
会場はリーフ+クワイエット(Leaf + Quiet)の建物で、住所はミズーラの235 N 1st St W。一般の人も参加でき、軽い飲食物が用意される。ネルソンは作品の着想について話す予定だ。10月25日現在、イベントの開催はこれからとなる。
制作は8月中旬に始まり、10月初めに終わった。28日は描き始める日でも、制作を終える日でもなく、完成を祝う日だ。作品を見ることに加え、作者が何をきっかけに描いたのかを聞ける機会となる。
建物の南東の角にモンタナの野花を描く
壁画が覆うのは、建物の南東の角にある約750平方フィートの壁面。題材の中心はモンタナに自生する野花と送粉者だ。描かれた植物として、ビタールート(Bitterroot)、ルピナス(Lupine)、アローリーフ・バルサムルート(Arrowleaf Balsamroot)、アルニカ(Arnica)、ヤロウ(Yarrow)、野生のバラ(Wild Rose)、グレイシャー・リリー(Glacier Lily)が挙げられている。
植物を題材にした壁画を見て歩くなら、この名前の一覧が手掛かりになる。まず壁全体を眺め、その後で個々の花を探すと、ひとまとまりの花模様として見たときとは違う細部に目が向く。名前から厳密な学名まで推定する必要はなく、作品に描かれた題材を確かめるための一覧として使える。
ハチやチョウ以外の小さな動物も登場する
動物はコウモリ、野ネズミ、ハチ、アゲハチョウ、カタツムリ、イモムシ、ガが描かれている。花に目が向いた後で、小さな生き物を探す見方もできる。送粉者がテーマに含まれるからといって、登場する動物をすべて送粉者と捉える必要はない。
ストリートアートの題材として見ると、地域の植物とさまざまな生き物が一つの外壁に収まっている点に注目できる。花を見つける、動物を探す、全体へ視線を戻す。そんな順番で眺めれば、題材の多さを鑑賞の手掛かりにできる。描かれた動物が現地に生息していることを示す情報とは区別しておきたい。
地域の助成制度と建物所有者が制作を支えた
制作資金はミズーラ・ダウンタウン財団(Missoula Downtown Foundation)と、リーフ+クワイエット所有者のジェニー・ヨンス(Jennie Yonce)が支援した。財団のアーツ&カルチャー・インパクト助成プログラム(Arts & Culture Impact Grants Program)が費用の一部を担っている。壁画の完成は、地域の芸術助成と建物所有者の参加が結び付いた一例でもある。
ヨンスは、ノースサイド(Northside)も美しく整える価値のある地域だと住民に伝えたいという思いを示した。さらに、見過ごされがちな地区に芸術や文化を増やし、線路の向こうの近隣にもダウンタウンの文化が広がることを願っている。これは事業に込めた期待であり、地域に起きた変化の実績とは分けて読む必要がある。
壁画巡りの行き先を考える際は、Wallscapeの地図も利用できる。この作品の訪問メモには、建物名、住所、南東の角という位置を残しておくとよい。イベントや助成制度の問い合わせ先は、ダウンタウン・ミズーラ・パートナーシップの電話406-543-4238。