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米エリー、1915年洪水の経路をたどるAR壁画アートトレイル

2026년 9월 6일 오전 01:250

米ペンシルベニア州エリーが、1915年のミルクリーク(Mill Creek)洪水の経路に沿って公共アートのトレイルを整備している。地元紙エリー・タイムズニュース(Erie Times-News)のバレリー・マイヤーズ記者の報道によると、「ヒドゥン・クリークス・プロジェクト・アートトレイル(Hidden Creeks Project Art Trail)」は洪水が通った約3.2km(2マイル)の区間8か所に作品を置く計画で、スマートフォンをかざすと映像として動く拡張現実(AR)壁画と彫刻1点が先に完成を控えている。残りの作品は2028年までに順次設置される。

何を作るのか

トレイルの名前は、市の地下に「隠れた」小川に由来する。エリー・タイムズニュースによると、トレイルは1915年の洪水と、その後に川の水を流すために建設された地下水路「ミルクリーク・チューブ」の物語を伝える。エリー郡保全地区(Erie County Conservation District)が主導し、環境教育担当のクリステン・カリアー(Kristen Currier)がプロジェクトを率いる。設計と制作は地元団体ルッキング・グラス・アート・プロジェクトと、作家のトム・フェラーロ、エド・グラウト、スティーブ・ミクが担う。

洪水が始まったミルクリーク・タウンシップのウェイガー・ロード沿いヘッドウォーターズ・パーク付近と、水がプレスクアイル湾へ流れ出たイースト・ベイフロント・パークウェイ沿いには、すでに解説看板が設置されている。

スマートフォンをかざすと動く壁画

最初の壁画は、ステート・ストリート1307番地のFEEDメディア・アートセンターのフレンチ・ストリート側の壁に描かれた32フィート(約9.8m)の「Carving the Path to Commerce」だ。エリー・タイムズニュースによると、数日以内に現地にQRコード付きの看板が設置され、読み取ると壁画の場面がアニメーション映像としてスマートフォンで再生される。

カリアーはエリー・タイムズニュースに「壁画に携帯電話をかざすと、拡張現実で映画になる。私の知る限り、エリーにこのような作品は他にない」と語った。

最初の作品はアリーナ前の彫刻

トレイルに最初に置かれた作品は、エリー・インシュアランス・アリーナの芝生にある彫刻「ヒドゥン・クリーク(Hidden Creek)」だ。洪水の経路をかたどったもので、まもなく完成する見込みだ。

アリーナを運営するエリー・イベンツのガス・パイン(Gus Pine)事務局長はエリー・タイムズニュースに「1915年の洪水と、再発を防ぐために造られた地下チューブは興味深い歴史だ。チューブは実際に球場とアリーナの下を通っているので、この敷地で作品を受け入れるのは非常に理にかなっていた」と述べた。

これからの作品

エリー・タイムズニュースによると、3作目は感謝祭までにステート・ストリート沿いのノースウェスト・ペンシルベニア・カレッジエイト・アカデミー近くに設置される。プレキシガラスに質感を付けた壁画を、学校とベテランズ・メモリアル・スタジアムの間の金網フェンスに取り付ける方式だ。

残る5作品はまだ設計中か未確定だ。予定地はエリー動物園、イースト23番通りとステート・ストリートの交差点、イースト4番通りとパレード・ストリートの交差点、ウォレス・ストリートの遊び場、そして未定の1か所。カリアーは「8作品すべてが住民参加を経て設計される。各作品の設計前に少なくとも3回の会合を開き、誰でも来て意見を出せる」と話す。金属・コンクリート工事と設置は地元業者が担い、費用は助成金と協賛で賄われる。

1915年に何が起きたか

エリー・タイムズニュースによると、1915年8月3日、6時間で約6インチ(150mm)の雨が降ってミルクリークが増水し、水の壁が市街を襲った。洪水とその余波で最大40人が死亡し、約550棟の住宅や建物が破壊または損壊した。その後1918年から5年をかけて、全長12,220フィート(約3.7km)のコンクリート製水路「ミルクリーク・チューブ」が建設された。現在はこのチューブが川を市の地下を通してプレスクアイル湾へ安全に導いている。

壁画が水の保全キャンペーンになる仕組み

トレイルの最終目標は水の保全だ。カリアーはエリー・タイムズニュースに「ミルクリークは最後の2マイルで市の地下30フィート(約9m)に埋まっているため、その存在を忘れてしまう。通りを流れて雨水排水口に入るものは何であれ、そのままミルクリークと湖に流れ込む」と語った。ごみをきちんと固定し、薬を正しく処分することが水をきれいに保つ方法だと付け加えた。

ストリートアートの視点で見ると、このプロジェクトは壁画を「見えないもの」を可視化する装置として使う事例だ。地下の川と111年前の洪水は目に見えないが、壁やフェンスや芝生に置かれた作品がその経路を地上に描き直す。東京の渋谷川のように暗渠化された川を抱える都市なら、なじみのある問題意識だろう。QRコードで壁画に映像を重ねるAR壁画の手法も、最近いくつもの都市で増えている。旅先で似た作品に出会ったら、Wallscapeのマップに登録しておくといい。

出典: Erie Times-News, "New Erie art trail including 'animated' mural traces 1915 flood path"

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