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コルカタの学内グラフィティ禁止と表現の自由

2026년 10월 9일 오전 02:120

コルカタの学内グラフィティ禁止は、壁に描かれた表現を誰が管理するのかという対立を映している。インドのTHE WEEKは2026年10月8日、サタジット・レイ映画テレビ学院(Satyajit Ray Film and Television Institute、SRFTI)とジャダブプル大学(Jadavpur University)の学生が、当局による表現の制限だと考える措置に抗議していると報じた。

ストリートアートに関心を持つ読者にとって、注目すべきなのは作品の評価だけではない。今回の原文には、個々の作品の題名、具体的な文言、作者の一覧はない。一方で、壁面の表現が消されたことと、学内で発言する場の運営方法が変わったことは伝えられている。作品について分かる範囲を守りながら、管理する側と利用する側の説明を読む必要がある。

コルカタの学内グラフィティ禁止で何が消されたのか

SRFTIでは、政治的な意見を表した学生の壁面作品の一部が塗りつぶされた。THE WEEKによると、学校は地元警察の指示を理由に、文字と絵の両方を対象とする禁止通知を出した。通知には、壁に書いたり描いたりした場合、学校の規則に基づく対応を取るという内容があった。

ここでは、既存の作品の除去と、今後の壁面利用の制限を分けて捉えられる。塗りつぶしによって見えなくなったのは、すでにその場にあった表現である。禁止通知が対象にするのは、その後に壁を使って意見を示す行為でもある。単に壁の外観が変わったと説明するだけでは、通知の持つ意味が抜け落ちる。

ただし、原文は作品の総数や除去された範囲を示していない。各作品が事前に許可を得ていたかどうかも不明である。したがって、消された作品すべての制作経緯や法的な位置づけをまとめて判断することはできない。学校が説明した理由と、個別作品について確認できる情報は、別々に記録すべきものだ。

学生は壁面表現と身の安全を同時に問題にしている

SRFTIの学生の訴えには、キャンパスで安全に過ごせるかという問題が含まれている。THE WEEKが紹介した学生アナミカ・パル(Anamika Pal)は、学内の一部に足を運ぶことにも不安があり、学校が学生を守る責任を果たしていないと主張した。混乱について学生側が責められているとも述べている。

同誌によると、9月27日には学生と、RSS系の団体アキル・バラティヤ・グラハク・パンチャヤト(Akhil Bharatiya Grahak Panchayat、ABGP)との間で混乱が起き、一部の教員も巻き込まれた。ABGPは行事のために講堂を借りていた。THE WEEKはさらに、10月5日に右派の抗議者が校門の外に集まり、多数の警察官がいる状況で、学内の学生や教員が投げ込まれる瓶やれんがを避けたと伝えている。

THE WEEKによると、上層部から具体的な確約が得られず、多くの学生が授業をボイコットしていた。SRFTIはインド情報放送省の資金援助と監督を受ける機関だと原文は説明している。学生にとっての争点を理解するには、壁への描画を続けられるかという点に加え、学校が安全への不安にどう応じるかを見る必要がある。学生の不安に関する証言は、個々の衝突の責任を確定する判断とは区別される。

ジャダブプル大学では行事を承認する仕組みが変わった

ジャダブプル大学で起きたのは、学内行事を承認する委員会の廃止である。THE WEEKによると、全インド学生協会(All India Students Association、AISA)の全国代表ネハ・ボラ(Neha Bora)が訪問した翌日、Programme Approval and Monitoring Committeeが廃止された。ボラの演説には多くの人が集まり、主催者は会場を移したと同誌は報じた。

学生側は、この変更を発言の機会を抑えるための措置と受け止めている。THE WEEKが取り上げた学生でAISA活動家のソウミリ(Soumili)は、学生には話し合い、行事を開き、大学の問題を訴える権利があると主張した。映画研究部門の助教マナス・ゴーシュ(Manas Ghosh)も、委員会の廃止や異なる意見を制限する動きを表現の自由の問題として捉えていると原文は伝える。

報じられた順序と、当局の意図は同じではない。ボラの訪問後に委員会が廃止されたという事実だけでは、なぜ廃止されたかまでは確定しない。発言の抑圧が目的だという説明には、学生側の見方であることを付す必要がある。

また、THE WEEKによると、行事についての責任は事務責任者のデブジット・ダッタ(Debjit Dutta)に移った。承認を担う主体が変わったことを、すべての学内行事が禁止されたことに置き換えてはいけない。原文は全面的な行事禁止を報じていない。

裁判所の指示を根拠とする反論もある

ABVPは、表現の自由が制限されているという主張を退けている。THE WEEKによると、ABVPが挙げる根拠は2025年3月のカルカッタ高等裁判所の指示だ。原文では、混乱を防ぐため、大学の行事に招く対象を学術関係者に限るよう求めたものと説明されている。ABVP活動家のスバジット・サハ(Subhajit Saha)は、裁判所の指示に従うかどうかの問題だという立場を示した。

同誌は、ジャダブプル大学のチランジブ・バタチャルジー副学長(Chiranjib Bhattacharjee)が、壁のグラフィティを認めない方針を示したことも報じた。副学長は、グラフィティが誤ったメッセージを発すると説明したという。これは、SRFTIの通知が挙げた地元警察の指示とは別の説明である。

原文には裁判所の指示の全文も、今回の措置についての司法判断もない。そのため、記事中の指示を根拠に、両機関の壁面表現に関する法的結論を導くことはできない。確認できるのは、学生側とABVPが制限の意味を異なる形で説明していることだ。

地域の作品を調べるときは、場所と現状を区別する

今回の記事は、作品を見に行ける場所を確定する案内ではない。THE WEEKはSRFTIの作品の一部が消されたと報じているが、正確な壁の位置、残存する作品、一般の入構条件は示していない。学校名が分かることと、訪問して鑑賞できることは別である。

周辺のストリートアートを探す際には、Wallscapeの地図を場所の確認の出発点として使える。その場合も、この報道をキャンパスへの立ち入り許可や作品の現存確認として扱うべきではない。地域の作品を記録するなら、所在地、実際に確認した状態、除去理由についての当事者の説明を区別すると、読み手が情報の範囲を判断しやすい。

コルカタの事例から考えられるのは、消えた表現の背景をどう残すかという記録の課題である。原文にない図柄や言葉を補う必要はない。学生の異議、学校の説明、安全への懸念をそれぞれ出典とともに残すことで、壁面の変化が持つ意味を具体的に伝えられる。表現の意味を記録することは、許可を得ずに描く行為を勧めることではない。

出典:THE WEEK(India)、2026年10月8日付記事。

原文を読む— THE WEEK (India)