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クリーブランド、路面に描く壁画で歩行者事故を減らす

2026년 9월 4일 오전 11:010

米オハイオ州クリーブランド中心部のゲートウェイ地区(Gateway District)で、道路の路面そのものに大規模な壁画が描かれた。シグナル・クリーブランド(Signal Cleveland)によると、対象はイースト4丁目とイースト9丁目の間でプロスペクト通りとヒューロン通りが作る三角形の区域で、デザインはレイクウッド出身の作家ライアン・ヤンケ(Ryan Jaenke)が手がけた。財源はブルームバーグ・フィランソロピーズ(Bloomberg Philanthropies)のアスファルト・アート・イニシアチブによる10万ドルの助成で、クリーブランドは選定された13都市の一つである。

何をどこに描いたのか

デザインの主題は水である。シグナル・クリーブランドは、この作品が市の水辺と都心を結ぶ「ショア・トゥ・コア・トゥ・ショア」構想に着想を得ており、水の流れと動きを平面的な図形に置き換えたものだと伝えている。塗装には滑りにくさを確保するため、路面に定着する専用塗料が用いられた。

場所の選定にも意味がある。ゲートウェイ地区はスタジアムや飲食店が数ブロックに集中し、歩行者と車が同じ時間帯に重なる地区だ。路面塗装がこうした場所に置かれるのは、装飾だけが目的ではないからである。

路面を塗ると何が変わるのか

シグナル・クリーブランドが引くブルームバーグ・フィランソロピーズの調査によれば、アスファルト・アートが施された区間では歩行者と自転車が関係する衝突事故が50%減少し、運転者が歩行者に道を譲る割合は27%増加した。

仕組みは単純だ。広く均質なアスファルトは、運転者に減速する理由を与えない。路面に色と形が入ると車道は視覚的に狭く見え、指示がなくても速度が落ちる。交差点の内側に色が入れば、人が横断する範囲も認識しやすくなる。構造物を作り替えるのではなく塗料で性格を変える方法であるため、費用も工期も小さい。

50人のボランティアと番号塗り

施工方法も通常の壁画とは異なる。同紙によると約50人のボランティアが必要とされ、広い面をローラーで塗る番号塗り(paint-by-numbers)方式で進められた。作家が図面を作り路面を区画に分け、参加者が指定された色を塗っていく形である。

この方式は二つの課題を同時に解く。一つは規模だ。路面は壁面よりはるかに広く、一人で塗り切れる面積ではない。もう一つは合意形成である。道路を止めて住民自身が塗るという過程そのものが、この道路の性格が変わったことを伝える手段になる。

壁画との違い

路面の作品は壁画より寿命が短い。車が上を走り続け、除雪作業や冬季の融雪剤が表面を削る。ただし違いは耐久性だけではない。壁画が色あせるまで放置されがちなのに対し、路面作品は最初から再塗装の周期を前提に計画される点が異なる。

視点も異なる。壁は立ち止まって正面から見る。路面は多くの場合、斜めの角度から、移動しながら見る。したがって図形は大きく単純である必要があり、路上でどう歪んで見えるかを織り込んで設計される。シグナル・クリーブランドによると、2026年4月23日に住民説明会が開かれ、塗装は6月と7月に予定されていた。

日本の街に置き換えると

日本でも路面に色を入れる手法はすでに一般的だ。ゾーン30の路面表示、交差点のカラー舗装、自転車通行帯の着色などがそれにあたる。ただしこれらは交通標示の延長として設計されることがほとんどで、作家がデザインを担う例は多くない。

クリーブランドの事例が示すのは、その二つを重ねられるということだ。安全上の目標は維持したまま、デザインの決定は作家に委ね、施工には住民が加わる。財源と再塗装の周期を最初から計画に含める必要はあるが、壁面が不足する都心で新たに確保できる最大の面が道路であるという条件は、どの都市でも変わらない。

いまどの街のどの壁に何が描かれているかはWallscapeのマップで確認できる。

出典: Signal Cleveland

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