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ベンガルールの警察署の壁にグラフィティ作家が薬物防止壁画

2026년 9월 6일 오전 01:530

インド南部ベンガルールのバイヤッパナハリ(Baiyappanahalli)警察署の壁に、薬物乱用を主題にした壁画「トーキング・ウォールズ(Talking Walls)」が描かれた。インドの日刊紙ザ・ヒンドゥー(The Hindu)によると、作品はコルカタを拠点にする作家サヤム・ポレイ(Sayam Porey)が手がけ、ロータリーEクラブ、ベンガルール市警察、塗料会社バンナ・ペイントが支援した。壁は交通量の多いオールド・マドラス・ロードに面している。

ベルギーの路地から始まったアイデア

ザ・ヒンドゥーによると、このプロジェクトの出発点は数年前、ベルギーのゲントの路地だった。カルナータカ州初のインターネット型ロータリークラブであるバンガロール・ロータリーEクラブの理事ニベディタ・ダット(Nivedita Dutt)は、ゲントに住む息子を訪ねた際、両側の壁がグラフィティで埋め尽くされた路地に出会った。「インドに戻ってから、私たちも似たことができるのではないかと思った」と彼女は語る。

2024年、同クラブはカルナータカ州警察と組んでポレイを招き、アドゥゴディ警察署に隣接する壁に最初の壁画「グラフィティ・フォー・ホープ(Graffiti for Hope)」を描いた。当時の主題は女性への暴力、サイバー犯罪、薬物乱用だった。

警察の「ベダ・ブロ」キャンペーンとの出会い

ダットがバイヤッパナハリ警察署に壁の提供を頼んだとき、同署はすでに薬物乱用をなくすための「ベダ・ブロ(Beda Bro)」というプロジェクトを進めており、2028年までに薬物の脅威を断つという目標を掲げていた。ザ・ヒンドゥーによると、そのため今回の壁画は主題を薬物一つに絞った。「ベダ・ブロ」は薬物に手を出さないよう呼びかける言葉で、壁画にも英語とカンナダ語のグラフィティとして書き込まれている。

ロータリーEクラブのもう一人の理事アシス・ダッタ(Ashis Dutta)はザ・ヒンドゥーに「人は壁に描かれたものをより素直に受け入れる」と語り、誰かが何かを売ろうとしていると意識してしまう看板と対比した。

壁に何が描かれたか

ザ・ヒンドゥーによると、背景は日差しのような黄、ターコイズ、マゼンタの広い色面だ。その上にベンガルール市警察のロゴ、手錠をかけられた両手、大きな注射器、目、鎖につながれた骸骨、ロータリーEクラブの紋様が描かれた。合間には英語とカンナダ語のグラフィティが入り、その一つが「ベダ・ブロ」だ。同クラブはプレスリリースで、この壁画が薬物問題の苦しみを浮かび上がらせると同時に、ベンガルールの視覚的な豊かさを高めるとしている。

「グラフィティ作家が警察の壁に描いたのは初めて」

この壁画で最も目を引くのは作家の言葉だ。ポレイはザ・ヒンドゥーに「私はグラフィティ・ライターでもある。多くの人はそれを破壊行為だと考え、私たちを犯罪者と呼ぶことも多い」「しかし初めて、グラフィティ・アーティストが警察の壁に描いた」と語った。彼はこの仕事がグラフィティへの見方を変えることを望んでいる。壁画やストリートアートの中でグラフィティを使って重要なメッセージを伝えれば「人の考えは変わる」というのだ。作業中は通行人がたびたび声をかけて称えてくれたという。

50か所の壁へ

ダッタはザ・ヒンドゥーに、次の目標はこの取り組みを拡大することだと語った。「もっと多くのクラブに加わってもらい、ベンガルール市内で50か所ほどの壁に広げられるだろう」と述べ、警察や行政の関係者と協力する意向を示した。主題は参加する関係者によって変わりうるという。

ストリートアートの視点から

グラフィティが破壊行為なのか芸術なのかは、どの都市でも意見が分かれる。ベンガルールのこの壁はその議論を終わらせはしないが、一人のグラフィティ・ライターが警察に招かれ、警察署の壁に自分の言語で描いたという事実そのものが一つの事例になる。作家はスタイルを変えず、壁にはグラフィティの文字がそのまま残った。日本でも交番や警察署の外壁に壁画を描く例はあるが、グラフィティ・ライターを作家として招いた例は珍しい。

ベンガルールでこの壁を実際に見たらWallscapeのマップに登録できる。フィードでは他の都市の公共キャンペーン壁画も見られる。

出典: The Hindu, "Art against addiction: New mural in Byappanahalli addresses drug issue"

原文を読むThe Hindu