グラフィティニュース

ジャージー政府、公衆トイレの花の絵の撤去を説明

2026년 5월 13일 오후 11:530

政府は事前の許可がなかったと説明した

ジャージー政府は、公衆トイレの花の絵を塗りつぶした理由として、事前の許可がなかったことを挙げた。BBCニュースによると、場所はセントブレレード湾のコティル・デュ・グルアン公衆トイレである。インフラ・環境部門は、絵を無許可のグラフィティとして扱った。

BBCは、英国を拠点とするグラフィティ作家マスター・スコッシュが2026年5月にジャージーを訪れた際、花を描いたとみている。訪問の目的は民間の依頼制作だった。民間の仕事を受けていたことと、公衆トイレへの描画が認められていたかどうかは、分けて考える必要がある。

政府側は公共資産の管理と維持を担う立場から、無許可のグラフィティは内容や意図にかかわらず通常は除去すると説明した。花の絵を好ましく感じるかよりも、公共施設の表面を変える承認があったかを判断の基準に置いている。

撤去への批判と協働の呼びかけが並んだ

撤去にはソーシャルメディア上で一部から批判が出た一方、政府は作者との将来的な協働に含みを持たせた。BBCによると、政府はマスター・スコッシュに連絡を呼びかけた。新たな作品の制作決定を発表したわけではない。

インフラ部門は、適切な承認手続きを経て進められる公共アートや地域主導の活動を支持すると述べた。今回の除去と協働への呼びかけは、いずれも許可を重視する姿勢につながっている。政府の説明から、花という題材自体に反対しているとは読み取れない。

BBCは作者にコメントを求めているが、報道には回答が掲載されていない。制作の狙いや撤去への受け止めを作者の発言として補うことはできない。将来の協働についても、制作場所、日程、図案は示されていない。

地元作家は許可の有無を重視した

ジャージーの作家ベン・ロバートソンは、公共アートを支持しつつ手続きが必要だと話した。ボクラワールドの名で活動するロバートソンは、政府と協力して公衆トイレの壁画を制作した経験がある。BBCはコルビエール灯台付近の作品を例に挙げている。

ロバートソンは、美しさの判断は主観的であり、花だからタグや名前と違う扱いにすべきではないとの考えを示した。グラフィティと公共アートを分ける根本的な点は、作者が許可を得ているかどうかだという説明である。これは境界の引き方に関する本人の見解として読む必要がある。

また、ジャージーは大都市と比べて規模が小さく空間も限られ、グラフィティのシーンが形成されてこなかったという評価も述べた。この発言だけで、島のあらゆる非公式な表現活動を把握できるわけではない。地域の制作環境に対する一人の作家の見方である。

花の絵は元の状態では見られない

コティル・デュ・グルアンの花の絵は既に塗りつぶされており、作品が残る鑑賞先として案内することはできない。ストリートアートを訪ねる際は、所在地だけでなく作品の現状も大切になる。場所の名前が分かっていても、そこに同じ絵があるとは限らない。

今回の報道では、公衆トイレが無許可の絵の除去現場であると同時に、承認を得た壁画制作の場としても登場する。施設の用途だけで作品の扱いは決まらない。制作の経緯や管理者の同意を知ることが、公共空間での作品の位置づけを理解する手がかりになる。

コルビエール灯台付近の事例は協力制作の先例だが、報道は現在の保存状態や見学条件まで確認していない。訪問情報を共有する場合は、過去の制作事例と現在見られる作品を区別したい。施設の利用者や運営を尊重することも鑑賞の前提になる。

ほかの公共アートを探す際は、Wallscapeの地図も参照できる。

出典:BBC News

原文を読む— BBC News