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モハベ砂漠の廃ウォーターパーク、いまは落書きの壁

2026년 8월 23일 오전 06:140

米カリフォルニア州モハベ砂漠にある廃墟のウォーターパークが、再び注目を集めている。ニューヨーク・ポスト紙は2026年8月17日、ニューベリースプリングスにあるレイク・ドロレス・ウォーターパークの古い映像がネット上で拡散したと報じた。同紙はこの場所を米国初のウォーターパークと紹介し、現在は瓦礫と落書きで覆われていると伝えている。

何が拡散したのか

きっかけは、ブライアン・ロメル氏が2026年8月14日にXに投稿した古いニュース番組の映像だった。映像には、ジップラインにぶら下がる人々、スライダーに身を投げ出す利用客、湖のまわりで寝そべる人々が映り、当時のオーナーが取材班を施設内に案内するインタビューも含まれている。ロメル氏は投稿に「別の時代であり、別の場所だった。もう失われた、遠慮のないカリフォルニア文化だ」と書き添えた。

投稿には懐かしさを語る反応が集まった。ニューヨーク・ポストが引用したものには「こういうカリフォルニアの空気を取り戻すべきだ」「うわ、この場所を覚えている。十代をバーストーで過ごした」といった声がある。

レイク・ドロレスとはどんな場所だったか

ニューヨーク・ポストによれば、レイク・ドロレス・ウォーターパークはおよそ65年前につくられ、敷地は250エーカーを超えていた。州間高速道路15号線のすぐ脇、モハベ砂漠の奥にありながら、カリフォルニア各地の子どもたちが何百マイルも車を走らせて訪れた。

つくったのはニューベリースプリングスの住民ボブ・バイヤーズ氏で、名前は妻ドロレスにちなむ。水はモハベ帯水層に涵養された地下の泉から汲み上げられ、湖と各アトラクションを満たしていた。

ウォータースライダーは全部で10基あった。人工の丘から下る150フィートの同型スライダーが8基、立ったまま滑るV字型のスライダーが2基。手で握る器具でガイドワイヤーにぶら下がり、水面から約200フィートの高さを30度の角度で滑り下りるジップコードの遊具もあった。ほかに流れるプール、バンパーボート、ゴーカート場、飛び込み台があった。

いま残っているもの

公園は2004年に放棄された。ニューヨーク・ポストは、3度の再生の試みがいずれも失敗した末に打ち捨てられたと伝えている。いまその前を通る人が目にするのは廃墟である。スライダーには埃と汚れが積もり、長年手つかずのままで、かつて公園を告げていた入口の看板は落書きに覆われている。

廃墟はグラフィティの非公式なギャラリーになる

放棄された施設は、世界のどこでもグラフィティが最も厚く積み重なる場所のひとつだ。理由は単純で、壁が残っており、誰も消さず、塗り直されないからである。市街地の作品は数日から数週間で消えるが、砂漠の廃墟では数年残る。

その代わり観客がいない。訪れるのは写真を撮る人と通りすがりの車だけで、それが作品の性格を変える。都市では位置と目立ちやすさが見られるかどうかを決めるが、廃墟では層が壁の姿を決める。同じ面に何年もかけて別々の人が上書きし、日射と風と砂がそれを削っていく。編集しているのは人ではなく天候である。

日本には廃墟を訪ね歩く文化が根づいており、レイク・ドロレスはその関心とよく重なる。この場所が興味深いのは、一か所に二つの記録が重なっている点だ。ロメル氏の映像は人であふれていた頃を映し、現在の写真は同じ構造物の上に人が来なくなってからの二十数年の痕跡を映す。廃墟の写真が繰り返し拡散するのは、元の用途とその後が同じ画面に収まるからでもある。

廃墟を撮ろうと考えているなら

レイク・ドロレスは閉鎖された私有地である。無断で立ち入れば不法侵入にあたり、崩れた構造物、露出した鉄筋、砂漠の暑さはいずれも現実の危険だ。ウォールスケープは不法侵入も無断の塗装も勧めない。この種の場所は道路沿いから、あるいはすでに公表されている写真や映像を通して記録するのが安全で、たいていはそれで足りる。

身近なグラフィティを残したい場合は、ウォールスケープのマップで登録済みの位置を確認し、フィードで最近の投稿を見ることができる。合法的に近づける壁であれば、写真と位置を添えて投稿するだけで記録になる。

出典: New York Post 2026年8月17日。現況写真のクレジットは Jam Press / Raise the Stakes Photography。

原文を読むNew York Post