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ケイシーの給水塔、ゴルフ壁画を市のロゴに変更
給水塔の夕景は市のロゴに変わった
米サウスカロライナ州ケイシー市の給水塔に描かれていた「キャロライナ・サンセット」は、市のロゴに塗り替えられた。Charleston Post and Courierが2026年8月31日に報じた。市が所有する給水塔は、チャールストン・ハイウェイ沿い、ウェストコロンビアのパー・ティー・ゴルフセンター近くにある。
旧壁画の面積は約2万平方フィート。夕焼けを背景にクラブを振るゴルファーと、州を象徴する木が描かれていた。サウスカロライナ大学(USC)の運動部、ゲームコックスのロゴもあった。水を供給する設備の表面が、地域の風景を特徴づける大きな絵になっていた。
壁画を目当てに訪れる人にとって、作品が残っているかどうかは所在地と同じく大切な情報だ。給水塔はあるが、以前のゴルフの絵はもう見られない。過去の写真と現在の姿を分けて捉える必要がある。
市は補修の必要性と追加費用を説明した
ケイシー市は、さびや損傷への対応として修理と再塗装が必要だったとしている。定期的な塗装と保守は、構造物の保護、水質の維持、州の環境基準への適合に必要だという。
市が同紙に寄せた説明によると、2013年当時の報道では壁画の寿命は15年とされていた。しかし、それより早く給水塔の劣化が進んだ。市は構造の健全性を守り、サウスカロライナ州環境サービス局の要件を満たすための工事だったと述べた。
従来の壁画をそのまま再制作すると、新しいデザインより約13万ドル多くかかるというのが市の見積もりだ。これは工事全体の金額ではなく、追加費用を指す。予算が厳しい中、地域の別の用途に回せる資金を追加投入するのは難しいと説明した。
市はまた、USCの男女ゴルフチームがパー・ティーで練習しなくなったことにも触れた。一方、ゴルフセンターは、ゲームコックスに関わるほかの人たちは今も毎日利用していると発信している。
壁画には募金と食料支援の記憶もあった
旧壁画は地域の寄付活動に結びついた作品でもあった。地元のパブリック・ワークス・オブ・ハートがUSC運動部と協力し、壁画と緊急食料支援団体ハーベスト・ホープ・フードバンクのために資金を集めた。同紙によると、この事業は6万食の寄付につながった。
同紙が引用したABC Columbiaの2013年の報道では、高さ88フィートのタンクを覆う1万区画を1区画25ドルで販売していた。市と郡の費用負担を抑える仕組みだったとされる。大きな絵の背景には、多くの小さな参加を集める方法があった。
パブリック・ワークス・オブ・ハートは、この壁画が団体の最初の事業であり、州内最大の手描き壁画だったと説明している。最大という位置づけは、同団体の説明として受け止めるべきものだ。
パー・ティーの所有者トム・メイソンは、撤去を惜しむ気持ちを同紙に伝えた。センターは、壁画を背景に写真を撮ろうとチャールストン・ハイウェイから立ち寄る人々の姿を振り返っている。作品は見る対象であると同時に、訪問のきっかけや個人の写真の背景にもなっていた。
公共美術の記録には現在の状態も必要だ
今回の変更は、公共美術の記録に制作の経緯と消失後の状態を残す意味を示している。給水塔にはインフラとしての役割があり、その表面には地域の募金を通じて生まれた絵があった。設備の維持と作品への愛着が一つの場所で交わっている。
市は変更前に、壁画のデザイナーで同団体の創設者でもあるウィル・ブライアンとメイソンに知らせたとしている。住民の思い入れを認め、アーツ・ディストリクトや芸術への支援を続ける姿勢も表明した。ただし、報道には壁画の復活計画や日程は示されていない。
訪問の手がかりは、チャールストン・ハイウェイとパー・ティー・ゴルフセンターの近くという位置情報だ。正確な観覧地点や立ち入り条件は記事にない。旧作品の写真を手がかりにする場合も、現地では市のロゴに変わっていることを踏まえたい。
周辺の公共美術はWallscapeの地図で探せる。